
2025年6月30日(月) 八重山病院にて最近よく聞く水中疾患としてあげられる浸水性肺水腫について講義があり八重山ダイビング協会員12名が参加させていただきました。
病名はよく聞くのですがテキストの資料を各指導団体から配布されて聞くことがあるものの八重山病院の先生より
講義をして頂けたことで内容に対してとても分かりやすい内容でした。
この浸水性肺水腫はスクーバだけでなくスノーケリング・スキンダイビングでも事例があり海水を誤飲したわけでもないのに肺に水がたまり呼吸が苦しくなるといった症状が出ます。
予防ははっきり言ってまだ見つかっておらず対処という視点で今回はお話を頂きました。
対処と言っても重度になってしまったらレスキュー方法をこうした方がよいという部分にとどまりましたが軽度の場合、パルスオキシメーターで酸素量を測り通常の血中酸素濃度が95%程度そこから数値落ちている場合は疑わしいのでダイビングを中止する判断も必要との・・・。
また八重山ダイビング協会加盟店では純酸素搭載の船舶が多数あります。
その酸素を投与することで陸に到着するまでの対処法などを学んできました。
他にも実際のCPRの際に酸素投与を行う場合一般的にはオーバーフローですがこいう場合何%など実際の医療現場での数値の見える可。
現場の対処で酸素の投与する際の酸素瓶の置き方置く場所など知っているようで知らないことなどを講義いただきました。
このようなトラブルはないに越したことはありません。
しかしリスクを少なからず伴う海のレジャーです。
万が一の準備を普段から怠らないことが対応に対するすべてと感じています。
今回講義を行っていただいた
沖縄県立八重山病院 救急科 竹島 茂人 先生
ダイブチーム ムラタ コーディネーター 村田 幸雄 様
貴重なお話をありがとうございます。
今後こう言った普及活動を定期的に行っていただけるとのことで心から感謝申し上げます。